● 2014年3月16日放送
この番組で応援している『森づくり』。
『森』のための『苗』を、どんぐりから育てている『いのちの森づくりプロジェクト』チームリーダー、川下さんにお話をうかがいました。
生きている本物の『森づくり』には、その土地本来の樹種を、どんぐりから育てることが重要だそうです。
3年間という長い期間をかけて、『森』の赤ちゃんとも言える『苗』を育てる活動が、進和学園の取り組み『いのちの森づくりプロジェクト』です。
進和学園は、学園という名称ではありますが、知的障害をお持ちの方が通われる福祉施設です。
学園の中では、色々な活動が行われていますが、その中の一つが、この『苗作り』です。
● どんぐりから苗を育てているビニールハウス。
『どんぐりハウス』と名づけられたビニールハウスの中で、たくさんの種類の苗木がすくすくと育っています。
担当の方々は、それぞれの役割分担をしっかり行い、元気な苗が何万本も管理されいるのです。
横浜大学名誉教授『宮脇昭先生』のご指導の元、『ポット苗』という方法で育苗されています。
可愛いサイズの苗木は、高さ30cmほどになるまで、ここで育てられます。
その大きささになると、細い『根』が、ポットの中で、所狭しとびっしりと成長し、植え替えた時にしっかりと根をはり大きな『樹木』へと
成長してくのだそうです。
詳しくは、ぜひ動画をご覧くださいませ。
*動画の中で『森が水を作る』という表現が使われておりますが、
『森が健全な場合は、水源涵養林として機能し、蒸散や育んだ土の浸透能により、川の水位も調整し、「緑のダム」と云われる機能を果たします』
という重要な役割を果たしており、直接的に『水を作っている』ことではないことをお詫びして訂正させていただきます。
● 様々活動をされている進和学園。
『いのちの森づくりプロジェクト』を始め、有意義な活動をされています。
この番組内でも、他の取り組みを順番にご紹介していきたいと思っております。