● 2014年1月26日放送
環境設備設計家(設備設計一級建築士)の後藤智久さんに、
『木造建築と地域経済発展』~しなやかに暮らそう~ についてお話していただきました。
日本の建造物は、古来から『木造建築』が基本でした。
ところが、現代の日本では、木造の建物は減少し、コンクリートや新建材による建築がほとんどです。
しかし、木造の建造物の利点は、たくさんあり、今、欧米では、木造の住宅が主流となっているそうです。
日本の森林の面積は国土の66%を占めており、材料となる木材には、とても恵まれています。
その上、木造建築でできた端材は、加工することで灯油の3分の1の価格の燃料にすることも出来るとのこと。
一見、火災に弱いように感じる木造住宅ですが、実際には、火災にも強いという事実があります。
このような、今まで知らなかった知識を知ることで、『木造建築』に興味を持っていただきながら、その土地、その地域にふさわしい
『しなやかな暮らし』を目指し、経済を発展させるには、どうしたらよいかを模索していきたいと思っています。
『環境幸学研究所』と題して、このテーマにふさわしい方に『ラジハピ』にご登場いただき、
コミュニティーを育てていきたいと思っています。
『ラジハピ』に併設した形で新しくサイトを立ち上げていきますので、乞うご期待!
また、この番組でも応援している『森の長城プロジェクト』では、樹木を育て森を作っていますが、
このプロジェクトで使われている植樹のメソッドは、素早く森を再生させるとても有効な方法です。
入口と出口の一貫した方法で、経済負荷のかからない効率のよい仕組みづくりを提案できるように
この『環境幸学研究所』を発展させていきたいと思っています。
● 『環境幸学研究所』を立ち上げる後藤さんの専門は、
設備設計です。
さらに、詳しくお知りになりたい方は、『スタジオランプ』のホームページをご覧くださいませ。