美内すずえ『ガラスの仮面』

　■　『ガラスの仮面』漫画家　美内すずえ先生

●　2015年8月30日放送

今回は、なんと『ラジオdeハピネス』放送１００回記念なのです。そこで、超特別ゲストをお迎えしました。
国民的少女漫画『ガラスの仮面』の著者、美内すずえ先生にお話をうかがうことができたのです。
しかも、２本立てです！

実は、とんでもないことに今が何回目の放送なのか？　ということを忘れていたため、なんの準備もしていませんでした。
そんな状況で、たまたまデータを整理していて、気がついてしまったのです。
次回の放送が『１００回目』であることに！

気がつかなかったことにして、スルーすることも考えました。
もともと、この回は、取材してあった音源と、私が話をするつもりでいたので、ゲストさんを決めていない回でした。

でも、『１００回』という数字は特別すぎて見過ごすことができなかったので、ダメ元で、一本のメールを打ったのです。

そのメールのお相手が、『美内すずえ先生』でした。

昨年、ご縁をいただくチャンスがあって、先生からも直前になってからのダメ元のお誘いをいただいていたことが、数回あったので、清水の舞台から飛び降りるくらいの覚悟で、図々しいメールを送ってみたのです。

本当に図々しいお願いだと思います。
先生のお名前をご存知無かったとしても、『ガラスの仮面』という作品名は、男性さえも多くの方がご存知です。
なぜなら、１９７６年から４０年近くも続いているという漫画界の中でも数少ない特別な作品です。
さらに、舞台化やアニメ化、ドラマ化までされているため、日本中の方がご存知なのです。

しかし、美内先生という方は、お世辞抜きに人間性が素晴らしい魅力的な方です。
そして、ご自身の感性によって、様々なことにてきぱきと判断をされる方でもあります。
その感覚で、私のお願い事をすくい上げてくださることに望みを託し、送信ボタンを押しました。

丸々１日が経過し、ドキドキとした２４時間を過ごしていた私に、一条の光が差すようなメールが届きました。
「時間調整するので、もう少しだけ時間をください」という内容のメール。
基本的にＯＫとの回答。

天にも昇るような文面でした。

というのも、『ガラスの仮面』は、学生の頃からの愛読書であり、何度も繰り返し読んだ作品です。
その頃の私といったら、漫画研究会に所属し、せっせと漫画を書いていた身の程知らずな私でした。

そんな私にとっては、漫画家というお仕事をされている方は特別な存在で、その中でも『美内すずえ先生』は、超別格な存在性なのです。

昨年、お目にかかるチャンスをいただき、お話できただけでも、中学や高校の頃の私が見たら卒倒ものです。
それなのに、メールを送らせていただける環境があるなんて！！

こんな、私のミーハーなエピソードは、さておき、実際に収録にうかがわせていただくこととなり、本当にたくさんのお話をお聞かせくださいました。

できることなら、全ての会話をシェアしたいという気持ちでいっぱいです。

それは、物理的にかなわないので、約２５分の動画を前編後編でお届けいたします。
ファンではない方がご覧になっても、きっと何かを感じていただけるようなお話です。
当然、ファンの方なら釘付けになってしまうような内容です。
『ガラスの仮面』誕生秘話や、『アマテラス』に関係するお話など、ファン必見の動画です。

そして、どうか皆さまにお願いです。
この動画は、奇跡的な経緯を経て公開することができました。
本当に貴重な映像なので、大切にシェアしていただきたいのです。
ご協力くださいますように、心からお願いいたします。