鈴木武『あおいくまさんの金運の玉手箱』vol.009

　■　『あおいくまさんの金運の玉手箱』vol.009　鈴木武さん

●　2018年8月12日放送

誰もが望むような『豊か』な状態で、人生を目一杯楽しみ、いつも誰に対しても穏やかな笑顔のくまさん。
いっぱいヒミツがあるのですが、その中から今回一つだけ教えていただきました。

数々の苦労も経験し、若い頃はとても貧乏だったとも告白していらっしゃいますが、現在のくまさんはとても『豊か』です。

実は、くまさんはヒミツの通帳を持っているのです。
そしてどうやら、ずいぶん沢山貯めているようなのです。

タネを明かすと、お持ちの通帳は、『預金通帳』ではなく、『預善通帳』
貯めているのは、なんとお金ではなく『善』なのだそうです。

私たちが持っている『預金通帳』は、私たち自身、つまり『個の豊かさ』のために存在しています。

ところが、くまさんが持つ『預善通帳』は、皆を豊かにするものなのです。

くまさんが行った良いことで、誰かが豊かになり、その周りをも豊かにし、さらには自分を取り囲む沢山の人々、環境までも豊かにしていく、本当に魔法の通帳。
巡り巡って、経済の豊かさまでもたらしてくれるスーパーアイテムなのです。

ありとあらゆる状況の中で、いつでも心豊かであること、それが経済の豊かさ以上にもっと重要なのだそうです。

さて、ここ質問です。
「人生の目的ってなんですか？」
即答できる人は少ないかもしれません。

くまさん自身、若い頃は特に考えたこともなかったそうです。
学校を卒業し、会社に入って毎日、与えられた仕事を繰り返す日々。
そんな時、突然くまさんは、ひらめいたそうです。
『目的』とは、文字通り、『目』の『的（まと）』なのだと。

弓矢で遠くにある幾重もの円の中心に狙いを定めますが、くまさんは、その中心の真っ黒い円の中に、文字が書いてあることに気がついたというのです。
なんと『人生の目的』である、その的の中心そこには『富』と書いてあるのです。
当たれば一等賞。いわゆる勝ち組です。
誰だって金銭的に豊かになりたいのです。

くまさんも勿論そうでしたが、どれだけ狙ってみても、的からしょっちゅう外れている貧乏なサラリーマン生活は相変わらず。
周りの人と比較ばかりし、どん底に陥った時に、突然目覚めたそうです。
そして、的の中心の色が変わって、文字も『富』から『善』に変わっていたのだそうです。

こんなエピソードがあります。
窓際族となってからは、年下の後輩に雑用を言いつけられていました。
その度に「なんでこんなことをやらんといかんのだ！」と、不愉快に感じていたのです。
ところが、的の文字が『善』になったことに気づいてからは、誰に何を言われても「何でもやらせてもらいます。」という心境に変わったのです。

ところで、冒頭のくまさん預善通帳ですが、これ、心の中にあるというより、現物が本当にあるのです。
「今日○○に行って掃除した。」というように、毎日行ったことを記録した通帳です。
地域での清掃活動を１５年間続けた記録ともいえます。
ちゃんと残高も記録されているのですが、その数がすごいのです。
電信柱に括りつけた不動産などの捨て看板は、４,６００枚！
瓶、缶、ペットボトルの数は１１７,０００個！
すごい数を回収させれいます。

回収したビンカンペットを石油に換算するとドラム缶にして４,６００個分。
これだけの量を、くまさんは未来の子どもたちに残したことになるのです。

道徳の時間に「良いことをしましょう。いじめをなくしましょう。物を大切にしましょう。」と、１００回言われるよりも、くまさんが毎日書き綴ったこの『預善通帳』や、くまさんご自身と会う方が１０００倍心に響きそうです。

自分にできる良いことをコツコツ行えば、宇宙は律儀に利息をつけて返してくれます。
くまさんを見習って、利回りの良い積立を始めるのはいかがでしょう。

詳しくはぜひ動画をご覧くださいませ。