● 2017年12月17日放送
「優しい語りでハートに寄り添うような本」と、いつも以上に笑顔の佐々木さん。
哲学的な内容のはずなのに、とてもわかりやすく心に響くと、絶賛の2冊について語っていただきました。
今までご紹介してくださった本としては、異色なタイプとも言えるこの2冊。
両方とも天音優希さんの著作です。
● ハートへの哲学
まず1冊目は、『ハートへの哲学』
「今にあることの奇跡
ノンデュアリティが開く、新しい時代の生き方」
帯にはこのように書かれています。
さてさて、『ノンデュアリティ』とは?
ちょっと聞き慣れない言葉ですが、たった今のほとんどの人間は、『デュアリティ(二元)』の世界に生きているのです。
この世の中には二元性があります。
たとえば、良いこと/悪いこと、敵/味方、などなど。
そして『ノン』という言葉が頭についているので、『非二元』
二元ではないということが『ノンデュアリティ』なのです。
そもそも、いいも悪いもない。
それは、私たちが見ている幻想のようなもの。
全てのものは、『ただあるだけ』
著者の天音さんは、こうした感覚を『空(くう)』と表現されているそうです。
私たちは産まれ落ちた瞬間から大人の庇護のもとに生活し、かなり余分な知識を刷り込まれてきています。
「こうあらねばならぬ」という決まりに準ずることを良しとし、親や回りの人達の期待に応えようという使命感を持つのです。
でも実は、そう自分がとらえているだけであって、本当はそんなものは存在していないのです。
大多数の人間は、その一般的なルールに従って、色々なものにレッテルを貼っているだけなのです。
この本では、当たり前に私たちが信じていることから離れ、「本質は、ただそれが起こるだけなのだ」というなかなかわかりにくことを、ちゃんと理解できるところへと導いてくれるのです。
たまねぎの皮を剥ぐように私たちの頭の中にある固定観念を剥いでいくと、だんだん見えてくるものとは?
「自分という存在は、そのまま宇宙の神秘と同じだ」ということへと導いてくれる……
こうしたことがわかりやすく書かれた、いわば『命の哲学書』といえるかもしれない本なのです。
● まんがでわかる「引き寄せ」からハートへ
― 自分という幸せを生きるために
そして、2冊目は、『まんがでわかる「引き寄せ」からハートへ 自分という幸せを生きるために 』
天音さんのハートに寄り添うテイストをそのままに、宮咲ひろ美さんのかわいいマンガでさらにわかりやすく語っている本です。
身近になった『引き寄せ』という言葉ですが、実際には『引き寄せ』の仕組みを理解してこの世界で起こせている方はどれほどいるでしょう?
「引き寄せようと思っていることそのものがデュアリティ」と佐々木さんは解説してくださいます。
言われてみればその通り。
読むことで、『引き寄せ』という言葉や現象の奥にある、もっと大切なことが見えてくるかもしれません。
「天音さんの言葉がハートに直撃して、読んで泣いた」という方もとても多いそうですが、佐々木さんのお話をうかがっているとうなづけます。
さて、天音さんのワークショップが、1月14日に開催されます。
『空(くう)』を体験できるというこのワークショップ、普段表に出ることのない天音さんから直接お話をうかがえる貴重な一日になりそうです。
ご興味ある方はぜひご参加ください。
詳しくは動画にてご覧くださいませ。
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著者によるワークショップも多数、開催しています。